9月26日(月曜日) 晴れ 今朝、ぼくの最愛の女性が不倫で悩んでいる夢を見ました。「あなたにはぼくがいるじゃない」と言ったのですが相手にしてもらえませんでした。起きてからしばらくは落ち込んでましたが、仕事場まで自転車で一走りしたら、普通になりました。 それとはまた別に人間関係でちょっと「ヤレヤレ」と思うことがありまして、心が傷つき、落ち込みました。 さて、ここで禅関係の本を読んで得た知識と、二十数年間鬱だの自殺願望だのに苦しんできたぼくがそれらの経験から導き出した「落ち込み解消法」をお教えしましょう。この方法は少なくともぼくには100%効きます。 やり方は簡単で、自分が今落ち込んでいるということを認めるのです。そしてその心の状態を否定しない。「あー、おれは落ち込んでるなぁ」と思う。ただそれだけです。落ち込みを解消しようなどしない! 落ち込んでいるからそれから逃れようとして気を紛らわそうとしないこと(酒を飲んだり、本を読んだり映画を観たり、買い物したり)。そんな姑息なことをすれば、逆に自分が落ち込み状態に縛られてしまいます。落ち込んでいるということにこだわらない。道端にある石のように、ただそこにあるという事実だけをさらりと認める。 「落ち込んでいます。苦しくて、死にそうです」。「はい、そうですか。大変ですね」。以上、オシマイ。そうすると、心が楽になるのです。苦しいのだけど苦しくなくなってしまうのです。いや、苦しいですよ。落ち込んでいるのだから。でも苦しくなくなるのです。この論理的矛盾を受け容れてもらわないと、理解してもらえないでしょうが。 このコツが体得できると人生かなり楽に生きられます。騙されたと思って試してみて下さい。これが効かない人は……、酒でも飲んで寝て下さい(笑)。 酒といえば、仕事後、毎年この時期ぼくがブルチャークを買うワイン屋に行きました。ここは毎週月曜にモラヴィアからブルチャークを運んでくるので、今日なら新鮮なのが飲めるのです。店の前には「白ブルチャーク 1リットル39コルナ」の表示。「昨日の2dlで25コルナと較べりゃタダみたいなもんじゃん」と喜んで店に入ると、「白はもう売り切れ」と冷たい返事。仕方なく赤を試飲してみましたがイマイチだったので、手ぶらで帰りました。シクシク。あれだけ安けりゃしょうがないか。見てろーっ、来週の月曜、仕事を早く切り上げて買いにくるぞぉ。(←なに燃えてんだ) 9月ももうそろそろオシマイですので、「何もしないでダラダラ過ごす」脳の充電期間をやめまして、今日からとりあえず以前本欄で書いたベルロック灯台に関する資料を読み始めました。土台の石の組合わせ図を見ただけで、「どうやったらこんなこと思いつくのか」と、その巧妙さ・複雑さにジーン。どうもぼくは人が血の汗と涙をしぼって考え出した技術の巧みさ・叡智にすぐ感動してしまうもので。でも、すごいでしょ、これ。(直径12.8m。123個の石を組合わせたもの) あ、アパートのドアですが、今晩確認したら元の錠に戻ってました。ということで新しい鍵は不用。不必要に大家に問い合わせなくてよかった。しかしチェコってホント訳わからん国だぁ。 本日の自転車走行距離:30.8キロ
by yaliusat
| 2005-09-27 07:03
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