12月22日(金曜日) 曇り 午前中、「四枚のおふだ」の最終色調整。おかげさまで、ぼくの出発までになんとか完成させることができました。 お昼、トルンカ・スタジオの元同僚たちで、先週のお別れ会に来られなかった面々が、ぼくを昼食に招いてくれました。餞別として、ぼくの監督第一作で使われた人形を、小さな台座にとりつけたものをもらいました。感激して涙が出そう。なんでぼくみたいな者に皆こんなに優しくしてくれるのだろう。 ぼくは自分の人生なんかほとんど意味がなかったと思っているけど、これだけ優しくしてくれる人たちがいるということだけでも、ぼくの人生には価値があったのでしょう。 名残を惜しみながらも、まだお金の両替と銀行口座を閉じに行かなければいけない。忙しい忙しい。銀行で手続きをしてくれた女性の対応がとても良かったし、また口座に残っていたお金を戻してくれた窓口の女性も別れ際に「素敵なクリスマスを」と言ってくれたので、チェコ人を少し見直したりして。ハハハ。 スタジオに行って、最終片づけと「四枚のおふだ」をDVDに焼いたものを受取り。あー、忙しくて目が回りそう。 夜はまた送別会。 では、この文章がプラハからの最終便になります。 あともう少し続きますが、「プラハ晴映雨読」はこれにて一旦終了です。これまで当ブログを読んでくださった方々、ありがとうございます。あなたのために、ぼくは頑張ってこのブログを書いてました。 皆さまが幸せでありますように。
by yaliusat
| 2006-12-23 02:29
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